数秘術資格は、占いのスキルアップ、占いの分析をより多面的に捉えるのに役立ちます。
西洋占星術でも、タロットカード占いでも数字に関係するデータが出てくるのであれば、数秘術を併用してより深い分析をすることができます。
目次
タロットカード占いと数秘術
タロットカード占いには、カードに数字が割り振られています。特に大アルカナ22枚は22番まで数字があり、数秘術で言う1から9までの数字、11、22という数字をちょうど含んでいます。そのため、数秘術とかぶる数字のカードを引いた場合には数秘術にもある意味合いを含めて占い結果を細かく分析できます。
数字の3に関連するのは女帝というカードで、正位置で出た場合は数秘術で言うエネルギーに溢れた行動派と分析できますが、逆位置に出た場合にはエネルギーが空回りしてしまう、または、エネルギーがなく消極的という意味に捉えることもできます。
数秘術の持つ意味の否定をタロットカードが示す可能性があるため、タロットカードの3番女帝の持つ「繁栄・愛情・情熱または挫折・嫉妬・浪費」などの意味合いと合わせて、占いの質をあげられます。
西洋占星術にも生かせる?
西洋占星術を用いる時に必要なホロスコープを作る際にも生年月日が必要とされており、数学を元にする数秘術と天体を元にする西洋占星術には少なからず共通点があると考えても良いでしょう。
星座占いほどでなくても、西洋占星術にも生まれた月に応じて星座が決められるため、その星座に値する数字とそこに含まれる意味を、数秘術と西洋占星術で重ね合わせることによって、似たような意味合いやプラスの意味付けが可能です。
タロットカードの番号と意味でさえ、共通点があるので、西洋占星術ではさらに深い意味を読み取れるでしょう。ホロスコープだけでは難しい記号ばかりが集まって分かりにくいですが、惑星の番号、太陽系におけるナンバリングを合わせて考えることで、解析できるデータは増えるでしょう。
個性心理学との関係は?
個性心理学は動物占いにも似た統計学による占いですが、生年月日と名前を利用するという点で、数秘術と関連する部分があります。万物は必ず何処かでつながっているため、個性心理学と数秘術にもつながりは見いだせます。
動物の種類やそれに応じた番号、地球、太陽、月などの数字的な意味付けなど、数秘術を導入することでどちらの占いもより深めて判断することができます。個性心理学は、それだけでもかなり個人の本質を見抜いてくれる上、組織だったグループの中で応用するのに適しています。
そこにグループ内での番号を反映させる時には、同じく数秘術を導入することで、さらに活発に結果を出せるグループを生み出せるでしょう。