海外の数秘術の現実と最新事情

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海外の数秘術の現実と最新事情

海外でも数秘術、ヌメロロジーは活用されていますが、あくまで不吉な数字、避けるべき数字、またそれぞれのコンセプトを表す数字として使われており、占いに発展させるところまではまだ至っていないようです。

目次

不吉な数字とは?

13という数字は世界的にあまり良くない数字と言われています。太陽暦でも太陰暦でも12を1周期として考えますが、その次に来る13という数字はその周期の中では存在しないものと考えられており、恐怖を感じる数字として不吉と言われています。

また、キリスト教においてはイエスが処刑された日ともいわれており、宗教的な理由から避けることが多いものでもあります。古来の原始人は12までしか数を数えなかったという理論からは、13個めの数字は単純に把握しきれないものとして避けられているとも言われます。

こうした13という数字は、12aや12bとして表されることが多く、ホテルの部屋や、番号順でもあまり使わないように、気をつけられています。

4のつく部屋が少ない

ホテルやアパート、マンションでは4のつく部屋を避けるように作られていると言われており、実際に104や404という部屋番号は付けずにその番号を飛ばすことが多いです。

これも4という数字が、「よん」ではなく「し」と読まれるとそのままの意味で「死」という言葉を連想させてしまうため、特に気をつけて避けられていると言われます。

9は「苦」、6は「碌・苦」などを連想させ、「碌」という言葉はろくでもないことや普通じゃないことを意味する感じなため、他人を蔑んでしまう言葉と似ているとして数字の6を避けるとも言われます。

このように数字にはその読み方によって、他の言葉と関係する良くない意味の言葉が存在するために避けられることがあります。

科学的根拠はない

こうした数字の不吉さや忌避する行動は、科学的根拠に基づくものではありません。例えば、4という数字に関連づく正四面体は他の多面体に比べると安定している形で、家族の人数も4人そろうと3人家族よりも幸せを感じると言われています。

9や6についても割っていけば3や2が出てくる数字で、9と6はどちらの数字にも化けられる数字として柔軟性があるものとも捉えられます。こうした数字に、魔法のようなトラブルを起こす呪いのようなものはなく、不吉であるという科学的根拠もありません

どちらかと言うと不快害虫のゴキブリのようなものに対する嫌い方と同じで、なんとなく、または、学説的に不吉だから避けているというのが一般的で、これは日本に限らず、世界的にも共通の概念です。

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