数秘術は、それぞれに関係する数字を生年月日と名前から算出して占いますが、そもそもその数字には数学的な意味合いがあり、数学的にも特殊な数字と考えられている物もあります。
目次
素数と虚数について
数字の中には素数という、1とその数自身でしか割り切れない数というものがあります。素数は、例えば、2,3,5,7,11というようなものがあり、大きい数字になっていくほどその不思議さも増します。
37も素数で1と37でしか割り切れない数字ですが、更に大きい数字になると、一見すると他の数字でも割り切れそうなのに、実際は素数としてどこか孤立しているような数字になります。
また、虚数といい二乗してマイナスの値を持つ数もあるといわれており、数学では平方根などを学んでいくと触れ合うことがあります。
数学的には二乗すると必ずプラスの数字になりますが、マイナスの符号がついてしまうものもあるという、数字の不思議も参考に知っていれば、豆知識として活用できます。
安定を意味する数字
3という数字は三角形を連想するため、幾何学的にも物理的にも安定することの多い数字と考えられます。3点倒立や三角形のように図形として安定する数、物理的にも安定させやすい数は、他の場所でも安定させるのにぴったりな数字です。
他人を説得するための理由を述べるときにも、箇条書きで例を上げる場合にも3つずつ記載したほうが説得させやすいと言われています。人は本能的にもちょうど3つあるくらいがちょうどいいと判断することがあり、無意識領域でも3という数字は理解されていると考えられます。
また、5や7という数字も割り切れない数字として認識されています。特に7という数字は円をきれいに7等分できないという事実からも、何かを分かつことのない数字として縁起が良いとされることもあります。
反復や輪廻を意味する数字
0や8という数字は繰り返しや輪廻、循環を意味すると考えられ、8という数字に関しては横に倒すと無限大という意味を持つ記号と同じになります。メビウスの輪のように無限に繰り返すという意味から派生して、滅亡しない、表裏一体などの意味合いを持つこともあります。
0という数字は全てに関与しない数字とも考えられ、正の世界にも負の世界にも進める唯一の数字として認識されています。
0は無や存在しないことを意味する場合もあり、使い方によってはどこの会社や組織にも属さないというアピールにも使えるうえ、自身のコンセプトを表すものとしてもそれらの数字を活用できます。