数字には人を飲み込む力があり、一度数学の深みにハマると抜け出せなくなります。
数学的な神秘や数学の理論上存在してしまう数字など、現実とはかけ離れていそうなものでも数学の世界では成り立ってしまいます。
目次
数秘術と数学
数学における理論上存在する数字は、宇宙、外宇宙の規模で見れば実際に起こりうる事実であると認識されています。
地球上の物理現象はその系として、その中でしか実証できないですが、一歩宇宙空間に飛び出してしまえば、影響を受ける系が変わるため、理論上成り立つ数学が適用できる可能性があります。
数秘術を学ぶだけでは、そこまで数学を深めて学ぶのは難しいですが、数学的な謎や数学の神秘にハマっていくとその魅力に取りつかれて抜け出せなくなるかもしれません。
これは怪しい魔法などではなく、単純に活字中毒、コーヒー中毒になるようなものと同じで数学中毒になる可能性があるということなので、念のため事前に覚悟と割り切りをしておきましょう。
足し算にも前提条件がある
数秘術を算出する時にも足し算を行いますが、その足し算にも前提が異なると結果が変わることがあり、より深めて学ぶと数学がもっとわからなくなります。1足す1は2が一般的な認識ですが、数学者にとっては1足す1が1になることもあるのです。
どんな条件で計算するかによって計算結果が変わってくるため、標数と呼ばれるものを示さないときちんと算出できないこともあります。
数秘術を計算するときにも標数の違いを考えて算出していくことによって、また異なる結果が出てくる可能性があるため、本気で数秘術を極めるには数学を数論から学び直す必要があります。
数秘術が全てにはならない
数字の示す意味は、その人の本当の本質を表しきれません。もちろん、数学上、数字に特別な意味をもたせることもあり、数学者によっては数字ごとの個性を計算によく出てくる数字として、なんとなく共感できることもあります。
ただし、それが人間に当てはまるとは言い切れないので、数秘術、数字占いはあくまで占いの域を出ません。数秘術はその全てではないので参考程度に活用するのが良いでしょう。
数秘術は自分自身の本質や性格をより深く考えるのを助けてくれますが、これが絶対に正しいわけではないので、参考程度に応用するようにしましょう。
数秘術に示される本質が全く合っていないこともありますので、その場合はあまり気にせず、自分の指名したい数字や好きな数字の持つ意味を大切にした上で、コンセプトとして仕事やプライベートに取り入れてみると良いでしょう。