数秘術には科学的根拠はなく、特にその数字に意味づけされているものも、必ず正しいとは言い切れないものです。
どちらかと言うと、統計に基づくデータでしかなく、個人差や成長過程での差など文化によって変化することも多いため、話半分くらいに活用するのがベストです。
目次
数秘術の根拠はどこにある?
数秘術で出てくる数字の意味合いは、統計的なデータとして算出されていると考えるのが無難です。
数字そのものに意味があるのではなく、生年月日と氏名から算出できる一定の数字と、それに当てはまる人の共通点があるという話で、一部西洋占星術やホロスコープ、星座占いや血液型占いなどにも似ている物があります。
日本人にしてみれば、血液型占いの結果と同じくらいに数秘術占いの結果を考えておけばよいでしょう。A型だからと言って必ず几帳面なわけではないですが、たいてい几帳面なところがあって、他の血液型から見ればなんとなく納得できるというようなレベルのものです。
数秘術についても、その数字の意味する性質が他者から見たら、当てはまっていると言える可能性があるだけで、あまり過信しないようにしましょう。
数秘術と他の占いの組み合わせ
数秘術、数字占いと他の占いを合わせる時には、どちらの意味合いを強く出すかを検討しておきましょう。ホロスコープの持つ意味、ハウスやその番号と示す惑星、星座のナンバリングと数秘術は関係ある部分もあれば、何の関係もないものも多いです。
ホロスコープで占う場合はそれをメインにし、プラスで数秘術的な思考を取り入れてバランスをとるようにしましょう。数秘術の感覚と西洋占星術の感覚は同じではないので組み合わせにも注意が必要です。
タロットカード占いでも番号がふられていますが、あまりにも悪い意味合いが出てしまった時には数秘術でカバーして良い面を伝えるようにするのも良いかもしれません。
数学的なマジックを学ぼう
数秘術は根本的には数学から生み出されたものですので、数学をより深めて学ぶ必要があります。特に、小中学校の数学的知識に加えて、大学で学ぶ数論、実数に関する知識はとても重要です。
ピタゴラスの定理や三平方の定理など幾何学と混ざっている数学も多いので、数学が苦手な人には学ぶのが少し難しいかもしれません。数字のマジックを正確に伝えるには数学の知識は必須ですので、今一度基本から学び直してみるのもよいでしょう。